世界津々浦々

大学生バックパッカーの僕、タクが発信する旅ブログ「世界津々浦々」。

世界一奇怪な遊園地「スイティエン公園」に行ってきたらやっぱり超奇怪だった。行き方も紹介。

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「スイティエン公園」ってなに?

 

まずは、スイティエン公園を知らない方々のために少し説明。

 

スイティエン公園はベトナムホーチミンの近くにある遊園地です。

 

珍スポットマニアの間では知らない人はいないほど有名。

 

世界中の奇妙な光景ばかりを集めたベストセラー写真集「奇界遺産」の表紙を飾ったことで知っている人も多いのではないでしょうか。

 

奇界遺産

奇界遺産

 

 

かく言う僕も、この本でスイティエン公園を知った一人です。

 

そして、ついにベトナムホーチミンまで行ってきました。

 

今回はスイティエン公園までの行き方と写真を紹介したいと思います。

 

スイティエン公園までの行き方

 

一番安く行く方法はローカルバスです。

 

ベトナムの市街地からだと19番バスを使います。

 

僕はベンタイン市場の近くのバス停から乗りました。

 

 

そして、ここで19番バスが来るまでひたすら待ち、乗車。

 

乗車したらおっさんがやってくるので、そのおっさんに6,000ドン(約30円)を渡します。

そして、乗車券をもらいます。

 

そこからは1時間半ほどバスに揺られます。

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ベトナムの交通事情というのは、デカイ車が最強で、歩行者が最弱というヒエラルキーになっています。

つまり、車体の大きいバスはベトナムの道路においてキングなのです。

バスに揺られている間、そのキングたるドライビングをお楽しみください。

 

そしてそのドライビングを楽しんでいる間にスイティエン公園入口の前に停まります。

そこで降車。

 

まずは、寛永通宝のような古銭をくわえたカエルがお出迎えしてくれます。

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高鳴りますね。

 

まずはチケットを買おう。

 

こちらがチケット売り場。 

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ガラガラです。人がいない窓口ばかりです。

 

入場料は、大人249,000ドン(約1200円)、子ども199,000ドン(約950円)です。(2017年現在)

 

どうやら、このスイティエン公園、ベトナムの経済成長も相まってか、急激なスピードで値上がりしてるらしい。

 

実際、このときも前情報で得ていた値段よりも高かったです。

 

ちなみに営業時間は8:00〜17:30までです。祝日は7:00〜20:00まで。

 

ついに、潜入!!!

 

夢の国へさあ行くぞ!!

 

テーマパークというのにキャラクターはつきものですが、このスイティエン公園にもしっかりキャラクターがいます。

 

それがこちら。

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これ、ただの像ではありません。しっかり動くのです。しかも、尊そうな言葉を喋ってくれます。(残念ながらベトナム語のため内容は不明。)

 

沖縄のシーサー似のキャラクターもいます。

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かめはめ波を撃っていそうな女神も。

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そして一番驚いたのがコレ。

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顔が12個もある巨大像です。

下の方にいる人とサイズを比較するといかに大きいかがよくわかります。

 

この遊園地には、非常にグレーゾーンなアトラクションもあります。

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入り口には「Harry Potter」の文字が。

そして、その横にいる高身長ドビー。いつの間に成長したんだ。

 

と思っていたら、実はこの高身長ドビー大量にいるではありませんか。

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どうやらここはハリー・ポッターをモチーフにしたお化け屋敷のようなところで、そのオバケ役が高身長ドビーということらしい。

それにしてもなぜ全て金色なのでしょうか…。

 

そしてこの遊園地には劇も存在します。

その劇がコチラ。

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二つの大きな勢力がぶつかるというストーリー。

この劇は子どもたちが出演しているものですが、格闘シーンの迫力はなかなかのものです。

 

その格闘に破れてしまうと、このように池のなかに落とされてしまいます。

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しかしこの池、かなりのニオイが…。

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少しかわいそうとは思うが、それでも真剣に演技する子どもたちにちょっと胸を打たれました。

 

しかし、真剣に演技しているのは主演級の子たちだけ。

後ろの方の特にそれといった見せ場のないようなサブキャラの子たちのやる気のなさは異常です。

 

自分の勢力の代表が激戦を繰り広げているなか、後ろの方の子たちはこの写真のように雑談に花を咲かせています。

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このような光景もディズニーランドでは決して見ることのできません。

この緩さにこっちまで和やかになります。

 

 

結論:やっぱりスイティエン公園はすごかった!!

東京ディズニーランドにもUSJにもない魅力がこのスイティエン公園にはあります。

ベトナムホーチミンに行った際には行ってみてください。

 

きっと終始笑いの連続です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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